「反農薬八百屋」として始めてから３０年程が経とうとしています。八百屋としてスタートしていますから、農産物に最も力が入っていて、沖縄から北海道までの季節の野菜が揃い、その内の９０％が有機認証を取得した農産物になります。

お店の意気込みとは異なり、ここ数年の２０才代～３０才代のお客さんの関心は、①石けん類　②化粧品　③パン・お菓子　④飲料……となかなか野菜への関心は遠いようです。①②の取扱い商品の７０％はパックスナチュロン製品なので、その支持は高いということになります。

かつて（３０数年前）、水・石けん運動が全ての始まりだったことを考えると、若い世代が石けんに関心を持つことは期待がもてることだといえます。

食品・生活雑貨がひと通り揃ったので、あひるの家では“人”にスポットライトをあて、生産者や製造者の人たちが自ら作った品物の販売をかねて店頭パフォーマンスを催しています。お店は小さなステージだと思っているので、たくさんのパフォーマンスを演じてくれる人が登場し、お客さんや生産製造者や店スタッフも皆で楽しんでいきたいと思っています。お近くにお越しの際はお立ち寄りください。